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中途採用者の賃金

 ★募集賃金と社内給与はバランスしていますか。アンバランスはどう調整しているのでしょうか。中途採用者の賃金は、一般募集の場合と人材スカウトでは違ってきます。一般募集は、自社の賃金水準で募集してもそれなりに応募者はあると思いますが、人材スカウトは簡単には採れません。

人材スカウトはWeb広告にしても人材紹介会社に依頼するにしても、時間・手間・金がかかります。
欲しい人材はどうしても他社との競争になり、より高い賃金の提示が求められます。またスカウト人材のやりたい仕事か、ポジションは上がるのかといったことも重要です。これら三点で抜きん出ていないと採れません。また移る会社の知名度が今より高い方が有利となります。

 スカウト人材の賃金(基本給)が会社の同期・同職者に比べて高い場合、賃金台帳にどのように記載するのでしょうか。まずスカウト人材でも賃金規程に載っている「賃金表」を適用します。基本給が同期同職者の基本給を上回る場合、その上回る額は調整給扱いとします。以後昇給するたびに調整給を減額していきます。評価が高ければ調整給は早くなくなりますし、そうでない場合は長く残ります。スカウト人材の賃金は評価をしながら調整されていきますが、いつまでも高いと社内から不満の声が出てきます。 

★一般募集者の賃金は どのように決めますか。社内でのバランスが重視され、募集職務の経験年数やインタビューの結果に基づき決定されます。同期同職者の賃金と比較して多少割り引かれるのが普通です。この際「賃金傾向値表」を用いると便利です。この表は産業別・規模別・男女別・学歴別に学卒者の初任給を100として勤続年数別に賃金を指数化したものです。

年齢が同じでも勤続年数が短いと初任給は下がります。そうした勤続年数の異なる人たちの賃金も指数化されていますので、同年齢で勤続年数の違いによる賃金も計算できるようになっています。また社内での賃金格差・バランスを見るのに役立ちます。
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